営業の心をタフにする断られた時の解釈の方法 考え方次第で落ち込まず成果もアップする
肉体的にも精神的にもキツいイメージがある営業職ですが、「営業は“心磨き”や“自分磨き”に最適な仕事だ」というのは伝説のトップセールスマンと呼ばれる浅川智仁さんです。いくら断られても、つらい状況下でも心が折れなくなるその極意を、浅川さんの近著『営業の苦手意識がなくなる本』より、一部抜粋・再構成してお伝えします。
事実に対する解釈の仕方を変える
あなたの心をタフにするための魔法の手法が「リフレーミング」です。
ナポレオン・ヒル博士の教えに、こんな言葉があります。
「事実は1つ、解釈は無限」
まったく同じ1つの事実でも、ポジティブな人とネガティブな人とでは、まったく解釈が異なる。解釈は人によっても違うし、自分でいくらでも解釈を変えることができるということです。
解釈は無限なのですが、その「解釈の仕方」について言えば、ナポレオン・ヒル博士は次の2つに分けています。
◉PMA(Positive Mental Attitude)
事実を、前向き、積極的、生産的、未来志向で解釈する。
事実を、前向き、積極的、生産的、未来志向で解釈する。
◉NMA(Negative Mental Attitude)
事実を、消極的、破壊的、非生産的、後悔的に解釈する。
事実を、消極的、破壊的、非生産的、後悔的に解釈する。
文字どおり、ポジティブ解釈とネガティブ解釈ですね。
1つの事実を、PMAで解釈するか、NMAで解釈するかは、自分次第です。
このように、ある事実に対する解釈の仕方を変えることを「リフレーミング」と言います。
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