営業の心をタフにする断られた時の解釈の方法 考え方次第で落ち込まず成果もアップする
思えば、東京から遠く離れたお客様に対しても、簡単に営業研修を実施することができるようになるきっかけにもなったわけで、「禍を転じて福となす」とはまさにこのこと。
これも、最悪の状況のときに、腐らずに、PMAで「リフレーミング」し、前向きの行動をしたおかげです。
ブライアン・トレーシーが言うところの「逆変質症患者」になったことで、未来が好転したのです。
本稿の最後に、実業家、著作家、講演家であり、「ツイてる」というフレーズで有名な斎藤一人さんが、講演会で披露していて、私が「なるほど!」と思った話を紹介させていただきます。
「解釈の質」が人生を決める
斎藤一人さん曰(いわ)く。
「いいかい、ツイてるツイてるって、言うよね。でもさ、俺だって、車を運転していて、いきなり後ろから突っ込まれたら、ツイてるなんて思わないよ。ひでぇなコノヤロウって、振り向くよ」
この時点で会場は大爆笑です。
一人さんは続けます。
「ただ、ここからなんだよ。あっ、命が無事でよかったな。ツイてるなって思うよね。車がちょっと壊れたくらいでよかった、ツイてるって思う。だから、ツイてるっていうのは、努力なんだ。ツイてるって思える人は努力家なんだ」
私はもう、この言葉だけで斎藤一人さんのことを好きになってしまいました。
「ああ、そうか。この人はやみくもに天国言葉とか言っているだけの人じゃない。まさにNMAからPMAへという、解釈のリフレーミングをやっているんだ。解釈の努力をやっている人なんだ」と思ったのです。
私自身は、この「解釈」について、こう考えています。
「解釈の質が人生だ」
その人が、自分や自分の身の周りの出来事について、どんな解釈をするかという、「解釈の質」こそが、その人の「人生の質」そのものである!
リフレーミングによって、同じ出来事をどう解釈するか?
それによって、「人生の質」が決まる!
その意味では、営業という仕事は、本当に解釈の連続です。
やはり、営業は、「心磨き」「自分磨き」になる仕事だと思うのです。
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