東大卒の教育ライターが明かす、東大推薦入学者だけに与えられる"特権"の正体

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(写真:Ushico / PIXTA)
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「ペーパーテストで勝てる人間が、いい大学に入れる」──そんな常識が、もはや通用しない時代が訪れています。推薦・総合型選抜による入学者が全体の半数を上回り、日本最高峰の大学とされる東京大学でさえも、毎年100名近くの受験生が推薦入試による合格を果たしています。
毎年多くの東大合格者にインタビューを重ね、書籍『東大推薦 合格の秘訣 Vol.01 2026』では編集長を務めたライターの布施川天馬氏が、取材から見えてきた「東大に推薦で入った人だけが得られる特権」について語ります。

東大推薦入学者に与えられる“特権”

みなさんは、受験生と聞いて、どんな姿を思い描きますか? 暗くなっても明かりをつけて、朝から晩まで机にかじりつき、そのかたわらにはうず高く積まれた参考書の山……。そんな光景は、もはや過去のものとなっています。

2022年度入試の結果を見て、教育関係者には激震が走りました。年々減少していた一般入試利用者の割合が、ついに半数を切ったのです。そこからも減少の一途を辿り、半分以上が推薦・総合型選抜で入学していく時代に突入しました。これは、ペーパーテストではなく、書類審査や面接、小論文、プレゼンなどで審査を行う入試形態のことです。

実は、受験勉強のトップに君臨する東京大学でも2016年度から学校推薦型選抜が始まっています。毎年100名足らずの合格者しか出ず、審査内容や加点項目が不透明なブラックボックス化している「東大推薦」。

受かっているなら優秀なのは間違いありませんが、わざわざ再現性に乏しい推薦入試を受験するメリットはあるのでしょうか。

筆者は、この1年間で20人以上の東大推薦合格者にインタビューを行ってきました。今回は、東大推薦入学者に聞いて分かった「入ったからこそありがたみを実感できる推薦入学者だけの特権」についてお伝えします。

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