東大推薦合格者は「一般入試では合格が難しい人」?
東大が推薦入試を導入したのは2016年度入試からで、今年で11年目。定員は毎年100名とされていますが、実際には定員を満たさない年のほうが多く、これまでの推薦合格者は累計1000人に満たないという、きわめて狭き門です。
東大をはじめとする難関国公立大学では、ここ数年急激に「一般入試以外の試験方式での合格者」が増えています。総合型選抜入試や学校推薦型入試など、ペーパーテスト以外に面接や小論文・グループディスカッションも課すような試験形式です。
今回は、この東大推薦入試をはじめとする難関大学の推薦入試の実態について、推薦入試の専門家であり、15人の東大推薦合格者へのインタビューをまとめた書籍『東大推薦』の監修者でもある孫辰洋さんにお話を伺いました。
―――東大推薦について話すと、どうしても「推薦だから通ったんでしょう?」「一般入試では合格が難しい人向けではないか」という声が出てきます。実際に合格者を見てきた立場からすると、どう感じていますか?
孫:さまざまな合格者がいるので一概に特徴を言うことはできませんが、自分の感覚から言うと、本当に優秀な学生が合格しているという印象が強いです。「一般だと合格できない」ということはなく、推薦でも一般でも通る力を持っている人が、違うルートで選ばれているだけ、という感覚です。



















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