【東洋経済オンラインで2023年12月30日に公開した記事の再配信です】
なぜ、スタバだけがこうも「特別」なのか?
出先でちょっと時間が空いた時。少しだけ贅沢したい時。あるいは日常の喧騒から離れて一休みしたい時。そんなときに人はふと、スターバックスに足を運んでしまうのではないだろうか。
スターバックス。今や全世界に3万店舗近くを構え、日本でも1800を超える店舗を持つ一大カフェチェーンだ。
しかし、ふと、筆者はこう考えてしまう。
なぜ、スタバだけが、と。
日本、いや、世界にカフェチェーンはいくらでもある。そんななか、人はスターバックスについてなにやら特別なイメージを持っている。マーケティング的にいうなら、スタバは「ブランディング」に成功している。
スタバを象徴するあのロゴ(と言っただけで思い浮かべられるだろう)があるだけで、どこか、テンションが上がるのだ。逆にそのロゴを見て「なんかシャラくさいな」と思ってそこを避ける人もいるだろう。しかしそれだって、ある意味ではスタバに特別な意味合いを見いだしているということだ。


















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