22年末時点に東洋経済が行った同アンケートでは9割のエコノミストが23年のリスク要因に、米国経済の減速を指摘していた。ところが「米国経済が予想以上に堅調に推移」(新家義貴氏)。「米国の個人消費の強さは意外で、それがすべての予想外につながっていった」(末廣徹氏)と、過半のエコノミストが米国景気の後退が23年中に顕在化しなかったことに驚きのコメントを寄せた。
米国経済の減速不安が後ろにずれたことで、米国の景気動向が引き続き焦点となる。中国リスクと合わせて24年の日本経済の大きなリスク要因となる。
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