「やる気を出して失速」パターンに陥る人の特徴 モチベーションが下がる3大要因とは?

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また、モチベーションが下がりそうになったときの対応策を持っておくといいでしょう。普段から、楽しいこと、落ち着くこと、気分が上がること、気分が晴れること、心地よいこと、好きなことなど、自分がポジティブな気持ちになることをリスト化しておきます。そして、モチベーションが下がりそうなときは、意識してそれを実行する時間を取ります。

趣味のことをする、映画を観る、ジムに行く、おいしいごはんを食べる、お気に入りのカフェに行く、お気に入りの香りをかぐ、お花を飾るなど、手軽にできるものをピックアップしておきます。

そして、普段から、こうした自分にとって心地よいことで時間を埋めていくと、あまり大きくモチベーションが下がることはありません。日ごろから意識してその時間を組み込んでいきましょう。

自分への期待値を下げる

私がこの仕事を始めてから一番驚いたことは、無意識に自分にムチ打っていることにまったく気づいていない方が多いということです。私からすると、十分にがんばっているのに「まだまだ」と口をそろえて言います。

皆さんもぜひ、セルフチェックをしてみてください。次の設問の中に当てはまるものがいくつありますか?

□ がむしゃらにがんばってきたけど、このがんばり方はもう限界と感じている
□ 常に緊急案件に時間を使っていて、未来のために時間を使えていない
□ もっと行動スピードを上げて、生産性を高めたい
□ 好きなことをしているはずなのに、いつの間にか時間に追われて毎日疲弊している
□ やりたいことがありすぎて、つい睡眠時間を削ってしまう
□ 仕事時間とプライベート時間の切り替えがうまくいかない
□ 「経験のため!」と思って踏ん張ってはいるけど、実は心がついていかないことを何年も続けている
□ まだまだ、もっとがんばれると思っている

3つ以上当てはまる方は、無意識に自分にムチ打つ「隠れがむしゃらさん」かもしれません。

個人的にも、何かやると決めたら、やはり最後まで努力をしたいと思うので、つい自分にムチ打ってしまうのはわからなくもありません。しかし、それをわかった上でがんばっているのであればいいのですが、気づいていないというのは要注意です。

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