続けたくても、続かない。健康のため、ダイエットのため、自己研鑽のために、何か新しいことを始めようと試みるものの、長続きしない。そんな経験を持つ方は多いでしょう。
でも、大丈夫です。あきらめる必要はありません。なぜなら、それはただ単に「潜在意識を味方につける」方法をとっていないから。最新の研究データとコーチングの理論を応用し、潜在意識をコントロールすれば、誰でも簡単に習慣を身につけることができます。そして、なりたい理想の自分に変われるのです。
コーチングを活用した独創的な手法で企業の人材育成・組織開発のサポートを行う三浦将氏の新刊『改訂新版 自分を変える習慣力』をもとに、仕事や人生を変える習慣化の方法を3回にわたり解説します(今回は2回目)。
科学が証明した「頑張るは禁物」
一般に、習慣を身に付けようとするときに、その成功率はあまり高くありません。
「今回は絶対禁煙する」と言って、しばらくすると、喫煙所でタバコを吸いながら、「そんなこと言ったっけ?」というような言動・行動を繰り返す人がなんと多いことか。
ダイエットすると宣言して、リバウンドなしに成功する人のなんと少ないことか。
仕事がかなりできる人でさえ、ちょっとした習慣を作ることに成功しない。実はこれ、習慣化にあたり、意志の力で頑張り過ぎたり、我慢をしたり、無理をしたりすることが原因です。
ここで強調したいのは、「意志の力は消耗する」という事実です。
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