仕事は「キリのいいところ」で終えてはいけない 5分でいいから次の仕事に手をつけておくこと

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気持ちのいい「仕事の区切り」には落とし穴があるという(写真:jessie/PIXTA)
1日の仕事を終えるとき、あるいは休憩を取る直前、「キリのいいところまでやってしまおう」と考えるのが人の常ですが、マーケティング&ブランディングディレクターの橋本之克氏によれば、じつは逆に「キリの悪さ」こそが大きなモチベーションになるそうです。
そこで本稿では、さまざまなビジネスシーンで「キリの悪さ」が活用されている例を、橋本氏の著書『世界は行動経済学でできている』から、一部を抜粋・編集する形で紹介します。

1日のスタートダッシュをスムーズに決めるコツ

みなさんは、1日の仕事を始めるとき、あるいはお昼などの休憩後のタイミングで、すぐに「よしやるぞ!」というスタートダッシュを切ることができますか?

また、1日の仕事を終えるとき、あるいは休憩を取る直前、「キリのいいところまでやってしまおう」「この作業を終わらせてから帰ろう(あるいは休憩しよう)」と考えたりしないでしょうか?

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