けんすう:ただ、いまの時代は、情報の上澄みだけはたくさん流れ込んできますよね。
たとえばめちゃくちゃ頑張って仕事をしている人でも、SNSではキラキラした部分しか見えないから、よけいに真実が見えにくくなっているような気がします。
努力している人は「泥臭い部分」を人に見せない
つんく♂:たしかに、努力している人ほど泥臭い部分は人に見せないですね。
でも、頑張って輝いている人は、努力や苦労と思わず、楽しいからやっていると思うんです。他人が見たら「泥臭い努力」に見えることが楽しい、と思える人が、その仕事に向いているんじゃないかな。
けんすう:たしかに、つんく♂さんがめちゃくちゃ忙しくても「作曲はもう嫌だ、つらい」なんて思わないわけですよね。
つんく♂:疲れ果てて、眠たいときはありますけどね(笑)。
でも、たしかに集中しているときは完全にゾーンに入っているし、興奮しています。好きじゃなかったら、絶対に苦しくなっているはずです。
だから、ほかの人から見れば努力と呼ばれるようなことが「楽しい」と感じられる仕事を選んでほしいと思うんです。
*1回目:「会社員でも「プロ意識」ある人、全然ない人の大差」
*続きの3回目は11月5日(日)公開予定です
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら