簡単なのに「9割の人が間違える」東大の入試問題 「一見簡単、でも解けない」理由はある力の欠如
東大入試頻出「ことわざ」の問題
1970年、東大ではこんな問題が出題されました。
とんでもなくシンプルな問題ですね。東大ではこのような、「ことわざ」の意味を説明させる問題は多く出題されています。
「雨降って地固まる」の意味を説明する問題が出題されたこともありますし、「『臆せば失うぞ』と『挑戦する前に、振り返れ』はどちらがあなたにとっていいアドバイスか」を答える問題も出ています。「『人は見たいものを、見たいように見る』という言葉について思うことを述べよ」という問題も出題されていて、ことわざや慣用句・名言を説明する問題は、ある意味、頻出だと言って差し支えないと思います。
さて、ではなんで、こんな問題が出るのでしょうか? それは、東大がこの問題を通して、「ある能力」を問おうとしているからではないかと思います。
実はこの問題って、解けない人は英語以前の問題で解けません。日本語で「三日坊主」の意味を簡潔に説明できないから、当然英語でも×になってしまう人が後を絶たないのです。実際、僕がこの問題を出した高校生のうち、ちゃんと説明できたのは1割程度でした。
では、みなさんだったら、三日坊主を日本語でどのように説明しますか?
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