この料理、あっという間にできます。鍋に酒、みりん、砂糖、しょうが、みそを入れ、ゴムベラなどでみそを溶かします。通常のみそ煮は魚に火が通ってからみそを加えますが、この作り方は加熱時間が短いため、最初から合わせてしまいます。
煮汁に魚を入れます。「煮汁が沸騰してから魚を入れる」というセオリーは昔、大量に煮る際に煮汁の温度が上がらずに魚が傷んでしまうことを避けるために生まれたもの。現代のガスコンロやIHコンロで、それほど多くない量を煮る場合は無視して大丈夫です。むしろ、冷たい状態から加熱することで魚と煮汁の温度差が少なく、ゆっくりと温度が上がるので、魚の身がしっとりと仕上がります。
もしも、フライパンのような底が広い鍋を使う場合は、切り身が煮汁から出てしまうので、水を足して調整します。写真のような18cmの鍋の場合は必要ありません。
中火で沸いてきたら落としぶたをして5分加熱
中火で加熱し、沸いてきたら落としぶたをして、そのまま5分加熱します。煮汁が煮詰まってくるので、途中で鍋を揺すると全体に絡まりやすくなります。
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