伸長エクササイズで「80歳女性」の背が伸びた 全身の骨格を矯正、代謝や成長ホルモンも刺激
そこで私は、脊椎や脛骨、腓骨といったゆがみの起こりやすい部分に加えて、その根本原因になっている骨盤の後傾や前傾も矯正できるように、のびタスを設計しました。また、ゆがみやすい脊椎や脛骨、腓骨だけでなく、肩や足の指の骨にも働きかけるようにしています。さらに、広背筋、腹横筋、大臀筋、中臀筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、内転筋、長母趾屈筋といった全身の筋肉を鍛えたり、緊張をゆるめたりするようにも構成しています。
骨格を矯正することで代謝も成長ホルモンも刺激される
このように、のびタスには全身の骨格と筋肉を正常な状態に戻す働きがあります。しかも、それぞれの動きは身長を伸ばすためのもう2つのキーワードである「代謝」と「成長ホルモン」とも深くリンクしています。
全身の関節に栄養をいきわたらせて代謝を促すには、全身を動かすことが必要です。しかも、「曲げる」「伸ばす」「ひねる」など、さまざまな動きが求められます。のびタスは、その条件のすべてを満たしています。
また、全身の骨格を矯正することは、成長ホルモンの分泌を促すことにもつながります。骨盤が後傾あるいは前傾していることの多い現代人には、足の指の裏側が地面に接していない「浮き指」がよく見られます。しかし、のびタスによって骨盤が正しい位置に収まり、浮き指が解消すると、足の指の裏側が地面に接するようになります。
足の裏マッサージの世界では、足の第1指(親指)の裏側には脳の反射区があるとしています。脳の反射区が刺激されれば、脳の下垂体から成長ホルモンの分泌が促されるのです。
さらに、成長ホルモンは激しい運動よりも、ゆっくりと行う「スロートレーニング」によって分泌が促されることが判明しています。のびタスは、この点でも理想的な方法です。すべての動きがゆっくりとして、いわば二重の意味で成長ホルモンの分泌をよくするのです。
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