伸長エクササイズで「80歳女性」の背が伸びた 全身の骨格を矯正、代謝や成長ホルモンも刺激
一般的に、成長期を過ぎると身長は伸びなくなるとされています。しかしアスリートゴリラ鍼灸接骨院院長の高林孝光氏は、氏が考案した伸長エクササイズ「のびタス」を実行すれば「大人でも身長が伸ばせる」と言います。
その効果と実績について、高林氏の著書『身長は伸びる!――子どもはもちろん!大人になっても』より一部抜粋、編集してご紹介します。
第1回:「あきらめない!大人になっても身長は伸ばせる」
ゆがみの根本原因である骨盤とともに矯正
私が考案した伸長エクササイズは「のびタス」といいます。「のびタス」というネーミングは、「実行すればその場で身長が伸び(のび)、さらに継続すれば継続するほど身長が足されていく(タス)」ことから決まりました。
のびタスを行うと、なぜ成長期を終えた大人でも身長が伸びるのでしょうか。それは、のびタスが、身長を伸ばすための3つのキーワードである「代謝」「成長ホルモン」「骨格」のすべてをカバーしているからです。
まず、私の専門分野である骨格矯正の視点から説明しましょう。
前回述べたように、柔道整復師の世界では、ネコ背やO脚を改善させることによって、その分、身長を伸ばすことはよく知られた方法です。そのため、テレビのバラエティー番組などでも、しばしば取り上げられています。しかし、この方法には、即効性はあるものの、ある程度時間が経過すると元に戻ってしまうという弱点があります。なぜなら、ネコ背なら脊椎を、O脚なら脛骨と腓骨をというように、ゆがみのある部分のみを矯正しているからです。
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