あきらめない!大人になっても身長は伸ばせる キーワードは「代謝」「成長ホルモン」「骨格」

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鍼灸師・柔道整復師の高林氏は「大人になっても身長を伸ばすことはできる」と断言します。その根拠とは?(写真:kei.channel/PIXTA)
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「170センチの壁」という言葉をご存じでしょうか? これは、税金や社会保険料の関係から、年収が130万円を超えたときの目標収入である「160万円の壁」をもじった造語です。男性にとって身長が160センチ台か170センチ台かはそれほど大きな問題で、身長168〜169センチの男性が「170センチです」と盛っていうことはめずらしくありません。
しかしながら、一般的に身長は成長期を過ぎると止まるといわれています。ということは、すでに成長期を終えて身長が170センチに達していない男性に未来はないのでしょうか?
アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長の高林孝光氏は「大人になっても確実に身長を伸ばすことはできる」と断言します。その理由と方法について、高林氏の著書『身長は伸びる!──子どもはもちろん!大人になっても』より一部抜粋、編集して解説します。

背が伸びるということは骨が伸びるということ

私たちの体には206個の骨があります。このうち、身長に直接的に関係する骨は、脊椎、大腿骨、脛骨、腓骨です。

成長期の骨の両端には、骨と骨とのつなぎ目に当たる骨端線があります。この骨端線の端から骨が伸びていく部分を骨端軟骨といいます。骨端軟骨の細胞である軟骨芽細胞は、ホルモンの働きや栄養が豊富な血液を受け取ることによって増殖・成長し、層のように積み重なって縦に伸びていくのです。

(『身長は伸びる!──子どもはもちろん!大人になっても』より)

したがって、成長期が終わるまでの間に、ホルモンや血液の循環をよくして、軟骨芽細胞の増殖・成長を促せば、身長は自然に伸びていきます。

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