
日本で2人目の女性プロゲーマー・たぬかなさん(写真:筆者撮影)
これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむが神髄を紡ぐ連載の第109回。
日本で2人目の女性プロゲーマー
たぬかなさんは、日本で2人目の女性プロゲーマーであり、eスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming」に長らく所属し『鉄拳シリーズ』で世界規模の格闘ゲーム大会で活躍を続けた。
2022年2月、Mildomのライブ配信にて
「170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください」
と発言したことが問題視され、ネット上で大炎上した。筆者もSNSなどで炎上している様を見ていたが、どう見ても過剰にたたかれすぎていた。
「誰か刺しに行ってこい」
など行き過ぎた発言をする人も目に付き、自殺、他殺、といった最悪な事態が起きないか心配していた。
ちょうど炎上から1年ほどが経過した今年の1月末、たぬかなさんはTwitchにて動画の配信を開始した。炎上したときと同じく1人で雑談をするスタイルだ。
振り切ったような軽快な毒舌トークは評判もよく順調に視聴者も増えている。
今回はたぬかなさんに、プロゲーマーになるまでのいきさつと、炎上中と炎上後の日々について。そして、復帰後の現在の気持ちを語っていただいた。
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