日本人の"足の悩み"の「元凶=扁平足」9つのサイン 今は大丈夫でも、やがてトラブルにつながる

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日本人の足の不調のほぼすべては「扁平足」に起因しているという(写真:K.D.P/PIXTA)
足裏の「土踏まず」がつぶれている状態を指す「扁平足」ですが、「足のクリニック表参道」 院長の桑原靖先生によれば、じつは日本人の足の不調のほぼすべては扁平足に起因しているそうです。
今は大丈夫でもいずれは足のトラブルを招きかねない「扁平足」の見分け方と、その対応策について、桑原氏の著書『外反母趾と足底腱膜炎 自力でできるリセット法』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

ほぼ「扁平足」に起因している、日本人の足の不調

日本人の足の不調のほぼすべては扁平足に起因します。扁平足というのは、足裏の"土踏まず"がつぶれている状態です。

なぜ土踏まずがつぶれると足の不調が生じるのか。そのメカニズムをひと言で説明するのは難しいので、本稿では詳しくは触れませんが、扁平足は次のような不都合を起こします。

①ふくらはぎに負担がかかる。
②足の指の筋肉が弱る。
③歩くとき足にかかる圧力の方向が歪む。

これらのことが原因となって、いくつもの足の不調が生まれます。

扁平足になる原因は、"骨格"と"歩き方"にあります。けれども、"骨格"を変えることはできません。骨格というのは、いくつもの骨が立体パズルのように組み合わさっている、いわゆる「骨組み」のことです。

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