「頭がいい人」がこっそり実践、独学の3つのコツ 勉強を始める前に環境を整えるのが大事だ

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スマホと勉強の意外な関係性(写真:EKAKI/PIXTA)
「勉強しないとなあ。でも面倒だなあ……」
勉強の主役が子どもだったのは昔の話。生涯学習がトレンドとなっている現在では、大人も学び続ける必要があります。しかし、やる気がなかなか出ないもの。どうすれば、学習効果を高められるのか……。
それについてつづったのが、齋藤孝さんの新著頭のいい人の独学術。本稿では「独学の効率を高める9つのコツ」についてつづったパートから一部抜粋&再構成。3つコツについてお届けします。

コツ1:「スマホ断ち」で集中力を高める

あなたは毎日、どのくらいスマホを見ているでしょうか? 夜寝る前、朝起きたあと、電車の中、カフェでもスマホを手放せない人。学校の授業中に見ている人もいれば、歩きスマホをしている人もいるかもしれません。

ではスマホで何を見ているのか? 私の教え子の大学生たちに聞くと、SNSやYouTubeを見ているかチャットをしている時間が多い感じです。

もちろん、それはそれで構わない人もいるでしょうけれど、少なくともこの本を読んでくださっているあなたは、少しでも学びの時間を増やしたいと思っているはずです。

であれば、寝ても覚めてもスマホが気になって頭から離れない人は、スマホ断ちの習慣を身につけなければいけません。

スマホ依存気味の人にまず読んでほしい本は、スマホが人間の脳に及ぼす悪影響について書かれた『スマホ脳』(新潮新書)です。

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