藤井聡太叡王×山本一成が語る「AI時代の突破力」 「挑戦を楽しむ姿勢を大事にしたい」

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最年少で七冠を達成した藤井聡太叡王(左)と、世界で初めて名人に勝利した将棋 AI『Ponanza』の開発者、山本一成氏(右)(撮影:赤松洋太)
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将棋界で前人未到の挑戦を続け、最年少で七冠を達成した藤井聡太叡王。世界で初めて名人に勝利した将棋 AI『Ponanza』の開発者で、完全自動運転EV(電気自動車)の量産を目指すスタートアップ Turing のCEO 山本一成氏。

2023年6月17日(土)千葉県・柏の葉『KOIL TERRACE』にて、AIを活用しながら人類にとっての新たな地平を切り開く二人がAI時代を突破する力をテーマに対談を実施した。この記事では、その内容の一部を紹介する。

将棋AI『Ponanza』開発のきっかけ

ーー将棋AI『Ponanza』が2017年に名人を倒したことが話題になりましたが、この『Ponanza』を山本さんが開発したきっかけは?

山本私はもともと東大の将棋部にいたんですけど、学生時代に将棋をいっぱいさしていたら、留年してしまいまして(笑)

本記事は『エンジニアtype』(運営:キャリアデザインセンター)からの提供記事です。元記事はこちら

当時はプログラミングというものが今ほどはやっていなかった時代なんですが、将棋以外のこともやってみようということで、プログラミングやAIについて学び始めたんです。

すると、すごく面白くなってきて。自分で何か作ってみようと思った時に、もともと好きだった将棋が頭に浮かんで、将棋AI『Ponanza』を開発することにしました。

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