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「転職先で嫌われる人」の"3大落とし穴"はこれだ 職場に多い!「好かれる人」との決定的な差は?

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  • 藤岡 清高 「スタートアップ転職・副業のプロ」アマテラス代表取締役CEO
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【落とし穴①】「〇〇では……」が口癖の「出羽守(デワノカミ)」になる

「出羽守(デワノカミ)」という俗語があります。何かにつけて「〇〇では……」と、よそのことを引き合いに出して、批判する人を指します。

転職先の会社が、前の会社とさまざまな面で異なるということは、よくあります。そのたびに、

「前の会社“では”こうだった」
「私のこれまでの経験“では”こうすると決まっている」


 などと前例主義にとらわれ、自分のこれまでの成功経験をほかの人たちに押し付けようとする人は、当然、嫌われます

こうした「出羽守」たちは、

「生理的に新しいものを受け入れたくない」
「リスキリング(学び直し)なんて、したくない」


 という考えにも陥っています。

とくに日系の大企業は、人材を「染め上げる」力が強いため、新卒入社した会社に長く勤めた人ほど「こうあるべき」という思い込みが強く、転職先とのギャップに苦しむケースが多いように思います。

好かれるのは「アンラーン」できる人

反対に、転職先で好かれるのは、「アンラーン(unlearn)」ができる人です。

アンラーンとは、「思考のクセを意識的に忘れる」という意味です。

「前の会社での経験をリセットして捨てる力」というのは、特殊な力で、立派なスキルでもあるのです。

とはいっても、これまで培ってきたものをすべて捨て去るということではありません。習得したスキルや経験は貴重な資産です。

「アンラーン」とは、それを「負の遺産」に変えないようにメンテナンスするということなのです。私は「学びほぐし」と呼ぶこともあります。

転職市場で長年囁かれてきた、「35歳転職限界説」や「40歳転職限界説」は、最近ではあまり関係なくなってきています。しかしそれでも、「40歳以上の人を採用するのは避けたい」などと考える経営者も、やはりいます。

その理由の一つとして、中高年世代となるとアンラーンができない、「思考のクセ」を捨てきれない、「マウンティングおじさん&マウンティングおばさん」が、現実には結構多いからなのです。

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【意外に陥りやすい2つ目の「落とし穴」とは?】

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