もう一つの跡取りの責任としての祭祀の問題ですが、罰当たりかもしれませんが結局は、残った人の気が済む方法で、供養するか忍べばよいのではないでしょうか。先祖代々の特別の宗旨や信仰があって、それに則らねば気が済まない人はそれに則り、“千の風”を感じるだけで十分な人は、折に触れ風を感じた時に忍ぶに任せます。姉妹の仲が好転しなければ、無理に一緒に祭祀を行おうと思い煩わず、割り切りましょう。まだ時間もありますしね。
私は信仰を持ちませんので、法事などは故人が親族を引き合わせてくれて、懐かしい人を一緒に忍び、共に会食しながら更に絆を深める機会を作ってくれる日だと考えているのですが、絆を深めたい相手にその気がなければ、そこまでです。
親姉妹と、もっとオープンな会話を心がけよう
私の地方では、「米一升あれば、入り婿になるな」と昔は言われたそうです。それほど入り婿は、辛い立場の代名詞のような嫁より、更に耐え忍ぶことが多いという例えです。そんな立場で口数の少ないご夫君を、貴女一人が斟酌できておればよいのではありません。彼を含めた家族間の交通整理(意志疎通)を、貴女がこれまで以上に、もっとしっかりやりましょう。
聞き捨てならない伝聞には、直接本人に確かめてお互いの誤解を解くなど、もっと貴女と親姉妹との会話がオープンになるよう心掛けましょう。貴女にとってはとても深刻な問題だということは理解できます。
でも他の多くの深刻な問題を抱えておられる家庭から比べれば、これは乗り越えられる問題だと私は思います。今の立場で頑張られるよう、お勧めしますよ。陰ながら、応援しております。
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