「BIGMOTORでわかった!『パワハラ会社』7大兆候」の中でも紹介しましたが、部下や子どものやる気をそぐ「パワハラ上司」「毒親」のダメな話し方の代表例が、以下の7つです。
「すべき(Should)メンタリティー」こそ「パワハラの元凶」
①あいまいで抽象的な精神論やスポコン的、念仏的な言葉
例)「気合いだ」「努力しろ」「集中して」「やる気出せ」「ちゃんとしろ」
例)「気合いだ」「努力しろ」「集中して」「やる気出せ」「ちゃんとしろ」
②圧のある命令語
例)「〇〇しろ」「〇〇しなくちゃダメ」
例)「〇〇しろ」「〇〇しなくちゃダメ」
③ 過去の行動の糾弾
例)「なんで〇〇したの?」「なんで××しなかったの」
例)「なんで〇〇したの?」「なんで××しなかったの」
④ 理不尽な要求や慣行、ルールの押しつけ
例)「とにかくやれ」「つべこべ言わずに〇〇をしろ」
例)「とにかくやれ」「つべこべ言わずに〇〇をしろ」
⑤「自分が正義、相手が間違っている」という決めつけ
例)「(君は)〇〇だよね」「いつも〇〇するよね」
例)「(君は)〇〇だよね」「いつも〇〇するよね」
⑥ ほめるよりツメる
例)「つまらないね」「なんでやらないの」「なんでできないの」
例)「つまらないね」「なんでやらないの」「なんでできないの」
⑦ 嫌悪感、敵意など、ネガティブ感情丸出しの話し方
例)「全然ダメ」「どうせ、できない」
例)「全然ダメ」「どうせ、できない」
こうした言葉を頻繁に使う人の頭の中には、
❌自分が「叱る」、相手は「叱られるべき」上下の関係性がある
❌相手は間違いや弱みを「わかっていない」ので、指摘してあげるべきだ
❌私が正しく、相手は間違っており、私のやり方は相手にも通用する
❌相手は間違いや弱みを「わかっていない」ので、指摘してあげるべきだ
❌私が正しく、相手は間違っており、私のやり方は相手にも通用する
といった思い込みが隠されています。
つまり、「自分が上であり、正しい」「相手は自分より下であり、間違っている」という前提に立ち、「私が望むように、私が考える通りに、相手は〇〇すべきである」という考え方が根っこにあります。
この「すべき(Should)メンタリティー」こそが「パワハラの元凶」になっているケースが多いのです。
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