相手を潰す「毒親・パワハラ」"共通NG思考"は1つだ 人が育つ「世界最高の伝え方・言い換え」も紹介

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【「Should マインド」の言葉】

例)「〇〇すべきでしょ」    「なんで〇〇しないの?」
  「なんで〇〇するわけ?」「〇〇しなくちゃダメじゃん」
【「Could/Want マインド」の言葉】

例)「〇〇できるかな?」      「〇〇してみたい?」
  「どんなことができるかな?」「〇〇してみたら、どうだろう」
  「〇〇してみようか」

たとえば、自分自身に対しても、

❌「やせるべき」      → ◎「やせられる」「やせたい」

❌「もっと働くべき」→ ◎「もっと頑張って働ける」「もっと働きたい」

❌「自信を持つべき」→ ◎「自信を持てる」「自信を持ちたい」

といった言葉をかけるほうが、「ポジティブな気持ち」になれるでしょう。

「"ひと言"置き換えること」で成長につながる

日本人は「苦労や忍耐を経なければ人は成長しない」というマゾ志向が強く、上意下達をよしとする国民性なので、「上が下に、『すべき』を押しつけ、叱ることは正義である」という考え方が根強くあります。

岡本純子さんの「伝え方セミナー」を9月13日(水)に紀伊國屋書店梅田本店で実施します(詳しくはこちら)。

だから、「人は叱られないと成長できない」「叱ることには効果がある」と考えがちなわけですが、「実はネガティブな気分に追い込むよりも、ポジティブな気持ちにするほうが相手のやる気を刺激しやすい」ということが科学的にはわかっています。

みなさんの頭の中にどれぐらい「〇〇すべき」という言葉が浮かびますか。

その「マインドセット」を見直し、"たったひと言"置き換えることで、部下や子ども、さらには自分の成長につなげていってください

岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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おかもと じゅんこ / Junko Okamoto

「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。

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