「デスクが汚い人」は仕事ができるか、できないか 「仕事ができる人」に共通する8つの習慣

拡大
縮小
仕事ができる人には、共通した思考習慣があるといいます(写真:jessie/PIXTA)
「どうすれば、仕事で評価されるようになるのか?」「仕事ができる人と、自分とは何が違うのだろう?」。そう悩むことはありませんか?
仕事ができる人には、共通した思考習慣があります。彼らがどのように考えているかを知ることで、どんな人でも仕事ができる人を目指すことは可能です。本稿では、習慣形成コンサルタントの吉井雅之氏の著書、『仕事ができる人になる思考習慣』より、具体的にどんな思考を持つことが望ましいのかを紹介します。

「早く何度も失敗せよ」

目標を高く設定する

目標設定をする際、多くの人は今の自分の実力や置かれた環境の範囲内で、自身の達成可能なゴール設定をします。しかし、その達成可能なゴール設定は、本当にあなたのなりたい自分とイコールなのでしょうか。

自分の中に「明確な目的地」を持つことは重要です。目的地さえ明確であれば、そこまでの「道のり」や「手段」などが具体的に見えてきます。

完璧主義を手放す

人は完璧を追い求めると、リスクに備えて、なかなか動き出せなくなってしまいます。シリコンバレーには、「早く何度も失敗せよ」という標語があります。新たなことに挑戦するうえで失敗は「織り込み済み」であり、むしろ失敗することよりも、「何もしない」ことのほうが、デメリットが大きいという考え方が浸透しているのです。

仕事を含め完璧を求めるよりも、「まずはやってみる」ことで、次の課題や改善策などが見えてくるものです。そのため、成長が早い人は「完璧であること」よりも「行動すること」を優先・重視します。そして、行動の結果を分析し、足りない部分、間違っていた部分を改善して、すぐに次のスタートに踏み出します。

完璧主義は悪いことではないかもしれませんが、完璧よりも成長を選ぶことのほうが大切です。短いスパンで「小さな目標」を設定し、小さな成功と小さな失敗→改善を積み重ねたほうが、成長のスピードが速まります。

次ページプライドを維持するより重要なこと
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT