「仕事が終わらない人」がつい口にするヤバい一言 デキる人は上司にどうやって報告しているのか

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いつまでも仕事が終わらないのはなぜなのでしょうか(写真: mits / PIXTA)
頑張っているのに、いつまでたっても仕事が終わらずに帰れない。仕事の進捗も遅れてばかり。それは抱えている仕事量を漠然とした一言で伝えていたり、上司や顧客に進捗を聞かれても「大丈夫です」などと、曖昧に話をしているからかもしれません。誰にでもわかるシンプルな数字を使って話すだけで、今まで以上に仕事をスムーズに進めることができます。Sophia Bliss最高執行責任者COOで北海道東川町CFOの定居美徳氏の新著『数字で示せ』を一部抜粋・再構成し、お届けします。

A「今日も残業で、何時に帰れるかわからない。ただでさえ忙しいのに、急ぎの仕事を頼まれてしまった」

B「今日は18時半に仕事を終わらせて、19時からの歓迎会に行こう。急ぎの仕事10件のうち、80%を今日中に終わらせれば大丈夫だ」

Aさんのように、いつも忙しそうな人は、周りにいませんか?

もしかしたら、あなた自身かもしれません。責任感を持ち、たくさんの仕事を一生懸命がんばっていると思います。

でももしかして、遅くまで仕事が終わらない理由が話し方にあるとしたら?

Bさんのように話すと、早く仕事が終わります。

「いつまでに終わらせるか」を数字で話す

「18時半に仕事を終わらせる」、つまり「いつ」を数字で話しているからです。

当たり前のことのように思われるかもしれません。

でも、「18時半」と数字ではっきりと話すと、18時半に仕事を終わらせるための、仕事量や優先順位が見えてくるのです。

また、会話Bでは「いつ」だけでなく「いくら」「何%」も同時に話しています。「いくら」(10件)と、「何%」(80%)を数字で話せば、今日のゴールがはっきりします。その結果、仕事の集中力も上がります。

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