仕事がデキない人の「ヤバい口癖」と悲しい末路 数字で話さないと仕事はスムーズに進まない

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よくある口癖とは(写真: Ushico /PIXTA)
取引先や上司や同僚との仕事の相談がうまくいかない。それはなんとなく、曖昧に話をしているからかもしれません。誰にでもわかるシンプルな数字を使って話すだけで、今まで以上に仕事をスムーズに進めることができます。Sophia Blis最高執行責任者COOで北海道東川町CFOの定居美徳氏の新著『数字で示せ』を一部抜粋・再構成し、お届けします。

「絶好調です。問題ないです」

「いい感じだな。がんばれ」

「大ヒット間違いなしです」

「もうすぐ終わります」

「なんか足りないな」

「あと一歩だな」

皆さんの職場でも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。こんなフレーズが飛び交う職場は、要注意です。

これらは、仕事の成果や現状を「あいまい」にしてしまっている話し方です。

ゴールや、今の状態があいまいなのに、仕事が成功するはずがありません。

同様に、こんなフレーズも要注意です。

「ちょっといい?」「時間があったら」「なるはやでお願い」「大至急」
仕事で成果を出すには、はっきりとした時間管理が大切です。

でも、相手に気を使うあまり、時間を「あいまい」にしてしまっているのです。

数字で話さず「あいまい」に仕事をする人は、世の中にあふれています。
しかし、それが仕事の生死を分けていることに気づきません。あいまいになっているせいで、成果が出なくても気づかないのです。

昔は数字で話さなくても成果を出せた

どうして「数字で話す」ことが足りないのか。なぜなら、以前は、数字で話さなくても成果を出せたからです。

これまでの日本社会では、経済が成長し続ける中で、時間をかけて、人間関係をつくることができました。

オフィスで長い時間を過ごし、時には一緒に飲みにいくことで、相手の気持ちを察したり、空気を読める「目に見えない共通言語」が自然にできていました。

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