なぜあの新興企業には人が集まるのか?

知名度がない企業が、採用で勝つ仕掛け

(写真:ベイグラント / PIXTA)

三菱電機で、3つのダイヤを組み合わせた赤い「スリーダイヤ」が30年ぶりに復活しました。

国内のブランドロゴにスリーダイヤが復活するのは1985年以来。スリーダイヤの由来は創業者の岩崎彌太郎氏が、主人の土佐山内家(土佐藩)の家紋「三つ柏」をアレンジしてできた紋所。その後、明治、大正、昭和と重厚長大かつ高い技術力が必要とされるビジネスを展開して、スリーダイヤは日本を代表するブランドに。

ちなみにスリーダイヤを三菱グループ以外で活用している会社があります。それは三菱鉛筆。三菱グループと関係のない会社ながら、いちばん早く商標登録しています。少々、紛らわしい話ですが、それだけスリーダイヤは魅力的なのかもしれません。

さて、話を戻しますが、三菱電機は1980年代にロゴを赤から青で「MITSUBISHI」とローマ字表記に変更。財閥系列の重厚長大イメージからの脱却を図りました。取り扱う製品とギャップがあると考えての決断であったのでしょう。当方も青のローマ字でMITSUBISHIと書かれたロゴには、「スマート」で洗練された印象を持っていました。

それが、ここにきてスリーダイヤへ変更。今さら時代が逆戻りするような決断をしたのか?というと、そうではないようです。

次ページ日本航空、パナソニックなどでも続々
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 御社のオタクを紹介してください
  • 今見るべきネット配信番組
  • 近所で有名な「気になる夫」の生態
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT