※記事配信当初のデータに修正が生じましたので再集計したランキングデータを掲載します(4月27日追記)
2016年卒の学生が就職したい、人気企業のベスト3は、1位三菱東京UFJ銀行、2位全日本空輸(ANA)、3位JTBグループで、三菱東京UFJが4連覇――。
東洋経済オンラインは2015年も昨年に引き続き、就職人気が高い「ベスト300社」のランキングをお届けする(昨年度のランキングはこちら)。
金融機関人気が堅調、総合商社が躍進
このランキングは、文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所の調査をもとにしたものだ。同調査は、就職活動の前半と後半の年2回実施。調査対象者は、同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録している学生で、主に現大学3年生と現大学院1年生。今回掲載するのは前半の調査で、2015年2月1日から2015年4月12日までに実施された(調査の詳細は8ページ目を参照)。
首位の三菱東京UFJは男子10位ながらも、女子1位という圧倒的な女性人気に支えられ、4年連続の首位。金融機関はベスト10に6社がランクインしており人気は堅調。総合職、地域限定職、幅広い職種など女性のキャリアプランに即した採用で、学生も志望しやすい。
6位丸紅や13位三菱商事など、総合商社が躍進した。就職活動前半時の調査では、学生の情報が少ないため、ランキングはイメージを重視したものになりがちだが、「今年は就活開始時期が後ろ倒しされる中で、準備期間が長期化。地力のある商社が、業界・企業研究でも注目される結果となった」(文化放送キャリアパートナーズ)。
一方、食品・インフラがややダウン。決して絶対的な人気が落ちているワケではないものの、相対的に順位が下がったようだ。ランキングは、1ページあたり50社ずつ掲載しており、ぜひ300位までをご覧いただきたい。