有名な日本代表選手の引退後に危機感
元Jリーガーで株式会社DOMA代表取締役の近藤直也さんは、現役時代から引退後を見据えて行動してきた数少ない選手の1人だ。
小学校でサッカーをはじめ、柏レイソルユースを経て高校卒業後にトップチームへ昇格。柏レイソルではリーグ優勝、天皇杯優勝、ナビスコカップ優勝、ACL(※)のベスト4を経験し、28歳で日本代表デビュー。
(※当時は、AFCチャンピオンズリーグ。現在はAFCチャンピオンズリーグエリート)
32歳でジェフユナイテッド市原・千葉、35歳でキャリアの最終地点となった東京ヴェルディへ移籍し、2020年にはJリーグで400試合出場を達成。37歳で19年間の現役生活に幕を下ろした。
華やかなキャリアを重ねる裏で、なぜ、別の未来を考えはじめたのか。きっかけは、ある日のなにげないチームメイトとの会話だった。
「食事中に『OBで日本代表候補だったあの選手は今どうしているんだろう?』という話になったんです。引退後の生活を知っているチームメイトがいて、地方のサッカースクールで雇われのコーチをしていると聞きました。もちろん、その生き方は否定するつもりはありません。ただ、誰もが知る実力者で、もっと華やかな道を歩んでいると思っていた。その現実を知ったとき、自分の将来に強い危機感をおぼえました」




















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