これら4つのタイプが混ざっている親もいる。通常ほとんどの親がどれか1つのタイプにおさまるが、ある種のストレスにさらされると、違うタイプにみられる行動をする親もいる。
親に「共感してもらいたい」とか「心を入れ替えてもらいたい」と思っているなら、そんなことを考えるのは今すぐやめよう。彼らが今すぐ根本的に変わることはない。
親の言うことにあわてて反応しない
親が精神的に未熟な人の特徴を示していると思ったら、次の方法で、あわてることなく対処してほしい。それは、望む結果に意識を向けること。
親との関係において自分が望む具体的な結果を明確にし、それを目標にすること。例を挙げてみよう。
「気後れがしても、がんばって母に自分の気持ちをちゃんと伝える」
「『クリスマスには帰省しない』と両親に話す」
「『子どもたちにやさしく話しかけてほしい』と父に頼む」
単に「自分の気持ちを伝える」を目標にしてもいいだろう。大事なのは、「つねに自分が望む結果を意識しながらつき合っていく」ことだ。
精神的に未熟な人との付き合いの際、感情のレベルで改善したり変えたりしようとすれば、途端にその人との関係は悪くなる。相手の感情は逆行し、これ以上気持ちを乱されないよう、こちらをコントロールしようとしてくるだろう。
だが、具体的な問題や結果に意識を向けていれば、相手も大人の対応をする可能性が高くなる。
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