仮に早い時期に将来の選択肢を見つけたい、という話であれば、とにかくいろいろと経験をし、リサーチし、自分にとってのリアルな選択肢を複数持てるようになることです。
さまざまな分野の勉強もそうですが、アルバイト、インターン、セミナー参加、ボランティアといった行動から、親御さんの知人や友人の親御さんに至るまで職業人の話を聞き、リアルな仕事を垣間見る機会をどんどん増やしたほうがよいでしょう。
そのうえで、自分はどんなことに興味を持つのか、またはどんなことはやりたくないのか、そういった自分なりの職業観や人生観を磨いていくとよいでしょう。
いまある医者という選択肢はたまたま親御さんがその業界に勤務していて身近な存在であったから、ということにすぎません。
総合的に考えて判断した結果ではないので、確信が持てないのです。
そうではなく、さまざまな選択肢を検討したり、そもそもどんな選択肢が存在するのかを理解したうえでの判断であれば、より強く確信を持てるはずです。
学生時代は大いに悩むべきだ
であるがゆえに、今以上の情報収集や経験を積極的に行い、知識量を圧倒的に増やすことが大切です。
何事もそうですが、限られた情報や机上の空論での判断には、やはりどこかに不安がつきまとうものです。
そうならないためにも、情報量や経験量、知識量を増やし、総合的に判断するということが大切なのです。
そして、繰り返しですが、そういった情報量なりを増やす行為は学生時代に終わらせたほうがよいでしょう。
社会に出ると、選択肢を悩む、というフェーズではなく、選んだ選択肢を突き詰める、というスタンスが求められます。社会に出てから悩まないためにも、学生時代に大いに学び、大いに悩むべきなのです。
学生ですから、悩む権利もありますし、いろいろとやって失敗してもそれが普通なのです。むしろどれだけさまざまな経験をし、失敗したかが重要だったりします。
そしてそのうえで、生き方や働き方を選ぶ。そのような考え方が大切です。
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