40代バイト生活の彼が抱く「普通の人生」への嫉妬 他人との比較ではなく自分の幸せを掴むべきだ

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他人の生活を羨ましく思ってしまうのはなぜなのでしょうか(写真:Graphs / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

こんにちは。就職氷河期時代に就活に挫折し、現在に至るまでバイト生活でしのいでいる40代中ごろの者です。就職氷河期時代の荒波を切り抜け、現在も活躍している方の1人として安井様を認識しています。よろしくお願いします。私は何度も正社員になろうと頑張りましたが、もう年齢を考えても、無理なのではと最近わかりつつある身です。
田舎育ちですが、大学進学とともに東京に出てきました。当時は皆と同じように東京で仕事をして、家を建て、結婚して、と考えていましたが、全部実現できていません。最近の学生は順調に就職できているとのことで羨ましい限りですし、時代が違うだけでやっぱり損したという気持ちも昔はありました。
以前は普通の生活すらできないのは政府や景気が悪いとか仲間内で酒を飲んで話していましたが、もう大半は諦めモードに入っています。それでも生きていくうえで何か希望を見出したいのですが、どこからどう考えればよいのかがわかりません。この先、どういった考えやスタンスで生活し、仕事をしていくのがよいのでしょうか?
HY フリーター

人生において万人に当てはまる「普通」や「正解」があるという前提をまずは捨てたほうがよいでしょう。

人にはそれぞれの人生や幸せの形がある

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人生とはリアルな日々の営みであり、そこには個々人にとっての正解とドラマがあるだけです。他人の人生をベースに自分の幸せを探そうとしてはいけません。

100人のヒトがいれば、そこには100通りの人生や考え方が存在するのです。100通りの正解や幸せの形が存在するのが人生です。普通なんて存在しません。

自分自身の、自分オリジナルの考えをキチンと持ち、その信条や志にそって生きるのが人生です。そうでないといつまで経っても幸せを感じることはできません。

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