経費なのに「自分の金の様に豪遊」上司にモヤモヤ 会社や仕事を考えたうえで費用は使うべきだ

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経費を使いまくる上司にモヤモヤ。安井さんはどんなアドバイスをしたのでしょうか(写真: horiphoto / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

大手企業に勤務する者です。上司や上役の考え方というか生き方をどうしても理解できずにこちらに相談させていただきます。仕事とはちょっと異なるのですが、部下や取引先との飲み会や会食で会社の費用でやたらと値段の高い場所や女性のいる場所へ行くのですが、その事自体はさておき、部下に対してあたかも支払いが自分だから感謝しろみたいな態度や言動、そして店の方たちに対する大きな態度がどうも馴染めません。
自腹では絶対に無理な額なのは明らかですが、そこはやはり勘違いなのか、なんなのか、やっぱり理解に苦しみます。飛行機も会社費用ではビジネスクラスですが、プライベートではエコノミークラスなので、客室乗務員の態度が異なるとか愚痴を言っていたこともあり、オレはもっと価値のある男だ、とか言う始末ですし、最近は費用に会社が厳しくなってきたことに腹を立てているようです。
こういう方の心理が理解できません。しょせん、と言ってはなんですが、イチサラリーマンなので、費用での豪遊が自分の価値みたいな考え方はちょっと違うと思うのですが、いかがでしょうか。
ST 会社員

自分の生き方に自信がない人に多い

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一個人としての自分自身の生き方や個性に自信がなかったり、人生において「どこかに所属していること」以外に誇れるものがない場合にそういったことをするヒトが多いのだと思います。

1円の重みを理解してお金を使っているか、理解せずたんに消費しているのかでは、その後の自分の人生をも左右します。

会社の器は自分の一個人としての器では決してありませんし、会社の費用で使えるお金は自分のお金や自分の価値ではありません。

費用を使って向けられた「ありがとうございました」は会社に向けて言われているのです。会社を代理して、「たまたま払ったヒト」に向けられているのではありません。

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