「今と違う仕事したい!」人の"成功法則"はこれだ 「染み出し」の考え方を知ろう!あなたはOK?

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「いまの環境が悪いのか、自分のスキル不足が悪いのか」を知るために、思い切って環境を変え、そこで乗り越えられるか試してみるなど、仮説を立てて検証するために転職をしていくのならいいと思います。

あるいは、自分の努力でできるところまではやりきって、課題を明確にしたうえで、「次の会社ではこれをしっかり解決したい」と正直に伝えて、それに理解を示してくれる会社と出会い、最終的にその課題を次の会社で乗り越えられれば、それは転職した意味があると言えるでしょう。

しかし、その「課題」が何かもわからない、「なんとなく、いまが嫌だ」という理由で転職をしていると、失敗しがちなのです。

「能力」か「やる気」を持て余したら「転職のタイミング」

実際に転職をするタイミングは、「能力」か「やる気」のいずれかを持て余したときだと、僕は考えています。

たとえば僕自身、新卒で入った銀行では「やる気」を持て余していたタイプでした。

たいして優秀な人間というわけではありませんが、生意気でしたから、上司にいろいろと仕事の提案をしていました。

しかし、そのとき「7年くらい待て若手社員のおまえがいまいろいろ言っても、社内の誰も言うことを聞かない」と言われ、「7年は待てない」はっきり思ったのです。

「やる気」のあるときにチャンスが来なければ、「やる気」というものはなかなか持続できないものです。そして僕は、転職を決意するに至りました。

自分の「能力」や「やる気」を活かせる転職ができれば、「人生」や「キャリア」を劇的に好転させることも可能になります。

「成果を出せるスキル」を身につけ、自分の希望する仕事へと「染み出し」ていける人が、ひとりでも多く生まれることを願っています。

藤岡 清高 「スタートアップ転職・副業のプロ」アマテラス代表取締役CEO

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ふじおか きよたか / Kiyotaka Fujioka

「日本からGoogle・Facebookを100社創業する」をミッションに掲げるアマテラス代表取締役CEO。1974年生まれ。「スタートアップ転職・副業のプロ」として、これまでに2000人以上からスタートアップ転職や副業の相談を受ける。2011年に創業したアマテラスを通じて、毎年200人以上がスタートアップ企業のコアメンバーやCxO候補として参画。アマテラスとの契約後に上場をしたスタートアップ企業は140社以上、M&AなどでEXITした企業は50社以上にのぼる。著書に、スタートアップで「働きたい人」「副業してみたい人」の入門書『「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術』がある。

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