安く作れ、料理の幅広い「鶏団子」美味に食す簡単技 火を通せば冷凍保存も可能、煮物2品のレシピ紹介

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照り煮の材料(2人分)
鶏ひき肉     150g
塩        0.8g(小さじ1/8)
片栗粉      大さじ1
酒        大さじ1
玉ねぎ      40g(1/6個)
水        150ml
砂糖       大さじ1
みりん      大さじ1/2
しょうゆ     大さじ1+1/2

スーパーに行くと鶏ひき肉は「むねひき肉」と「ももひき肉」の2種類が売られていますが、鶏団子にはどちらでもかまいません。鶏ひき肉を扱うときはドリップを散らさないように注意しましょう。調理台にこぼれたら布巾で拭くのではなく、キッチンペーパーで拭き取り、アルコールを噴霧するのが基本です。とはいえ、鶏肉の安全を脅かす菌は加熱や乾燥に弱いので、必要以上に恐れることはありません。

まずひき肉に塩を加え、ざっくりと練ります。この後、タレを絡めるので塩の分量は控えめにしていますが、省略すると加熱した鶏団子がパサつくので最低分量と思ってください。一般的に市販されている鶏ひき肉は冷凍解凍品なので、細胞が壊れています。そのため、すぐに塩が混ざるので、一生懸命練る必要はありません。

鶏ひき肉
塩は味付けとしっとり感を出す2つの意味があります
混ぜた鶏ひき肉
使い捨ての調理用ニトリル手袋をしたほうが作業は楽です

玉ねぎのすりおろし、酒、片栗粉が入ります。玉ねぎは甘みと風味を加えるため、酒は水分を補い、片栗粉はそれを吸ってゲル化し、肉汁を内側にとどめてくれます。好みで生姜のみじん切り、青ネギの小口切りなどを加えてもいいでしょう。

鶏ひき肉に玉ねぎなどを投入
玉ねぎのすりおろしはみじん切りでもかまいません

ひき肉に対して10%〜15%の溶き卵を加えると、増量にもなるほか、硬くなるのを防いでやわらかくします。しかし、今回は使っているひき肉が150gと少ないので、省略しました。それでも十分においしくできるので大丈夫。

ゴムベラなどでさっくりと混ぜましょう。

ゴムべらでまぜた鶏肉
時間に余裕があれば冷蔵庫で20分以上冷やすと扱いやすくなります
次ページ次は煮汁を合わせていきます
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