安く作れ、料理の幅広い「鶏団子」美味に食す簡単技 火を通せば冷凍保存も可能、煮物2品のレシピ紹介

✎ 1〜 ✎ 34 ✎ 35 ✎ 36 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
鶏団子とタケノコの煮物の材料(2人分)
鶏ひき肉       150g
塩          1.5g(小さじ1/4)
片栗粉        大さじ1
酒          大さじ1
玉ねぎ        40g(1/6個)
だし         300ml
うすくちしょうゆ   大さじ1
みりん        大さじ1
たけのこ       100g(水煮)

煮汁の割合が異なるだけで、鶏団子の基本的な作り方は同じ。だしは昆布、鰹節、合わせだし、煮干しだしなど好みのものを使ってください。顆粒だしを使う場合は鶏からうま味が出ることも考慮し、量は控えめに。

調味しただしで鶏団子を摘み入れていきます。

だしに鶏団子を投入
やはりグツグツ煮立てないように注意

1.5cm厚のくし形に切り、2〜3分下ゆでしたタケノコを加え、一緒に10分加熱します。

タケノコをだしに投入
18cmの鍋を使っています

ことこと10分炊いたら出来上がり。可能であれば冷ますと味がなじみます。

10分炊いたら冷ます
たけのこの根本の部分は輪切りにしてもいいでしょう

仕上げに三つ葉やせりなどの緑の野菜をさっと煮るか、あるいは木の芽などを盛ると雰囲気が出ます。タケノコは香りと甘みはありますが割合淡白なので、鶏の味が入ることでおいしくなります。

できあがった鶏団子とタケノコの煮物
煮汁がおいしいので、鉢にざっくりと盛りましょう

料理の幅を広げるにはレシピをたくさん集めるのではなく、作り方を1つ覚えると応用範囲が広くなる料理を習得したほうが効率的です。そういう意味で鶏団子はいい料理だと思います。

(写真はすべて筆者撮影)

画像をクリックすると、これまでに紹介した料理の記事が読めます
樋口 直哉 作家・料理家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事