第1象限だけを見て、答えを思い出します。
第3・第4象限などヒントになるところも一切見てはいけません!
★「正答できた場合」→記憶完了! 試験前に再確認できるよう、保管しておきます。
★「間違った場合」→間を置いて、正しく思い出せるよう復習する。第3・4象限の気づき(IP化)を見て、どのような思考をしたのか確認しましょう。
★「まったく思い出せない場合」→間を置いて、復習する。第3・4象限に加筆修正をするなどして、さらに印象を強める加工ができれば、理想的です。
自分だけの「気づき」が、記憶力増の武器
自分の経験や思い、親しい人に絡めた気づき(IP化)ほど、記憶に残りやすくなります。一般論ではなく、「できる限り自分ごと」を書くことで記憶を強化していきましょう。
詳しい説明は省きますが、自分事の気づきを得ることで、感情に反応する脳の扁桃体が動きます。すると、そのすぐ隣の海馬も強く働くため、長く記憶に残る「長期記憶」となるのです。
このような感情を含む記憶は「エピソード記憶」と呼ばれます。「10年前のあの日、母は白い服を着ていた」など、何年たっても忘れない記憶が、この「エピソード記憶」です。
他人から見たらどんなくだらないことでも、あなたにとってこの気づきが「覚えるための武器」になるのです。
例えば「江戸の文化人である井原西鶴は、おじいちゃんに似ている」「この英単語は友達が授業で間違えたものだ」「専門用語の響きが、かわいい!」。
そうした、普段気にしないような「気づき(IP化)」を言語化・イメージ化して、書き込むことで、「A4・1枚記憶法」はあなた独自の最強の勉強ツールになるのです。
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