「1年で日本一」44歳が人生逆転"忘れないメモ術" 「暗記が超簡単に!」年齢制限なし"最強勉強法"

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STEP2 問題に答える

第1象限だけを見て、答えを思い出します

第3・第4象限などヒントになるところも一切見てはいけません!

STEP3 間違えたら、自分の思考過程を確認

★「正答できた場合」→記憶完了! 試験前に再確認できるよう、保管しておきます。

★「間違った場合」→間を置いて、正しく思い出せるよう復習する。第3・4象限の気づき(IP化)を見て、どのような思考をしたのか確認しましょう。

★「まったく思い出せない場合」→間を置いて、復習する。第3・4象限に加筆修正をするなどして、さらに印象を強める加工ができれば、理想的です。

気づきをたくさん得ることで、自分の脳に最適化したオリジナルの学習シートができあがる(図『A4・1枚記憶法』より)

自分だけの「気づき」が、記憶力増の武器

自分の経験や思い、親しい人に絡めた気づき(IP化)ほど、記憶に残りやすくなります。一般論ではなく、「できる限り自分ごと」を書くことで記憶を強化していきましょう。

詳しい説明は省きますが、自分事の気づきを得ることで、感情に反応する脳の扁桃体が動きます。すると、そのすぐ隣の海馬も強く働くため、長く記憶に残る「長期記憶」となるのです。

このような感情を含む記憶は「エピソード記憶」と呼ばれます。「10年前のあの日、母は白い服を着ていた」など、何年たっても忘れない記憶が、この「エピソード記憶」です。

他人から見たらどんなくだらないことでも、あなたにとってこの気づきが「覚えるための武器」になるのです。

例えば「江戸の文化人である井原西鶴は、おじいちゃんに似ている」「この英単語は友達が授業で間違えたものだ」「専門用語の響きが、かわいい!」

そうした、普段気にしないような「気づき(IP化)」を言語化・イメージ化して、書き込むことで、「A4・1枚記憶法」はあなた独自の最強の勉強ツールになるのです。

江戸の文化人を覚えるためのA4・1枚記憶シート。他人には理解されなくても、自分だけの気づきを書き込むと、記憶の定着率はUPする(図『A4・1枚記憶法』より)
池田 義博 記憶力日本選手権大会最多優勝者、世界記憶力グランドマスター

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いけだ よしひろ / Yoshihiro Ikeda

一般社団法人記憶工学研究所 MEI 所長。ライフキネティック日本支部アンバサダー、アクティブ・ブレイン協会テクニカルディレクター。50万部突破のベストセラーシリーズ『見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル』(サンマーク出版)など著書多数。テレビやラジオの出演も多い。
池田義博オフィシャルサイト
https://ikedayoshihiro.com/

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