「40代で老害」当てはまると危険な「2つの傾向」 老人脳にならないための簡単で有効な対策
うなずくことで脳が活性化するので会話や講演を聞くことが脳活になります。
西式「脳を活性化させる手帳術」
客観・抑制脳が弱っている人は、前頭前野の働きの低下が原因として考えられます。
しかし、手書きで文章を書いたり、小さな目標を持つと前頭前野が活性化されることが、数々の研究で報告されています。手帳をうまく使うと、脳の活性化だけでなく、主観的幸福度の向上、そしてストレス軽減効果まで期待できます。
1)予定がなかったとしても毎朝、今日したいことを書く
その日にわざわざ書き込むような予定がなかったとしても、今日やりたいと思ったことを書きこんでみましょう。すると、ドーパミンまで分泌されて脳の状態まで高まる効果が期待できます。
2)一日の終わりに今日成功したことを5つ書く
その日にあったいいことを5つ書き込みます。5つも書くほどのことがない。そう思う人もいると思いますが、どんな小さなことでもOKです。
「きれいな花を散歩中に見た」「夜ごはんで食べたアジフライがおいしかった」など、毎日書いていくうちに、脳の認知が変わって主観的幸福度まで高まりやすくなります。
3)目標のための数値を書く
「節約をもっとしたい」「あと10キロやせたい」「英語の勉強がしたい」など、自分が達成したいことを明確にし、毎日そのための数値を記入していきます。
たとえば、節約したいなら、その日節約したと思う金額を書き込む。という感じです。
大切なのは、目標に向かって具体的に項目や数値を書いていくこと。どんな小さなことでもゴールに向かって進んでいるとき、より脳は幸福度が高まりやすくなります(「エンダウド・プログレス効果」と言われます)。
4)心がフフッと喜ぶことを予定に入れる
自分の心が喜ぶような、やってみたいことを「先の予定に」書きこんでいきます。実現しなかったとしてもOK。「空想スケジュール」をつくっている感覚で1カ月先、6カ月先、1年後の予定をつくってみてください。
旅行に行くよりも、旅行の予定を立てているときのほうが、脳が活性化しているというリサーチもあります。
この4つのことを実践すれば、前頭前野を含めた脳の複数の場所が活性化しやすくなります。
人生は一度きりです。
何もしなければ、加齢とともに脳の老化は進んでいきます。でも考え方や行動を変え、日々の習慣を変えていくことで、脳はどんどん変化していくでしょう。
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