「1日3食」食べる人に密かに迫る老化のリスク 健康的に年齢を重ねるためにいますぐできる事

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日本では、健康のためには1日3食食べることが必要とされていますが…(写真:PIXTA)
老化の研究や理解はまだ黎明期とはいえ、ひと昔前と比較すると劇的な進歩をとげている。マウスでの実験ではあるが、一回のリセットで眼球や網膜の再プログラム化ができ、視力を回復することができるというから、革命の一歩手前と言っても過言ではない。
30年前から老化研究に心血を注いできたデビッド・シンクレア氏は、「老化の多くは遺伝子ではなく、いかに生きるかである」という。いかに生きるかが、遺伝子のスイッチのオン・オフに影響を与えるので、彼自身は最も健康的な生活を実行しているという。本稿ではシンクレア氏など世界の科学者8人のインタビューをまとめた『人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること』より、シンクレア氏が考える「老化を抑える方法」を紹介する。

一日3食も必要ない

─―老化について熟知しているあなたは、実際にどのような生活を送っているのですか。

最近は健康にますます注意を払うようになっています。20代のころは、食事の量を抑える「沖縄ダイエット」をしたことがあります。当時は若かったこともあり、続きませんでしたが(笑)。いまは一日2食で、朝食はとりません。最近はランチをとらないことも多く、食べるとしても低カロリーのものだけです。

─―日本では一日3食が健康の基本だと教わります。あまり食事をしないほうが健康にいいということですか。

すべての人が実践できるアドバイスがあるとすれば、食べる回数を減らすことです。一日3食も必要ありません。サーチュイン遺伝子という長寿遺伝子は、空腹でやせていないと活性化されない。エクササイズはその遺伝子のスイッチをオンにします。身体を「complacency(現状満足状態)」から脱出させないといけません。医学用語では「hormesis(ホルメシス:毒物が毒にならない程度の濃度で刺激効果を示すこと)」と言いますが、身体は殺さない程度に刺激すると強くなります。

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