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学校で習ってるはずだから大丈夫?
このようにお伝えすると、なかには、
「なーんだ、そんなことは学校で習ったし、うちの子も学校で習っているはずだから大丈夫。日本語は書けるわけだし、問題ないでしょ」
とおっしゃる親御さんもいます。それでも、まずは一度、だまされたと思ってお子さんに文章を書かせて、それを見てみてください。十中八九、その期待は裏切られることになると思います。
この中でも特に注意が必要なのは、「『です・ます調』と『だ・である調』の混在と、「話し言葉や若者言葉」です。
「文体」に関しては、「です・ます調」でも「だ・である調」で書いても問題はありませんが、混在は避けましょう。なお、「だ・である調」で統一したほうが、視覚的にスッキリ見えるだけではなく、説得力を高めることができ、おすすめです。
また、つい文末を「〜だと思う」としてしまいがちですが、この「思う」は、書き手の主観的な判断や考えを示す表現であり、客観的な理由や根拠に基づく主張が求められるレポートには適しません。
「話し言葉や若者言葉」に関しては、提出書類や小論文は、話し言葉(口語)ではなく、必ず書き言葉(文語)を使う必要があります。
高校生が使ってしまいやすい話し言葉と、それを書き言葉にしたものは以下の通りです。
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