「総合型選抜」「公募推薦」親にできるサポートは?
年々、合格者の枠が広がっている、「総合型選抜」と「公募推薦」。これらの試験では、暗記した知識を問われることはほとんどありません。そうではなく、学問への熱意、思考力や表現力、主体性や協調性が測られます。
このようにお話しをすると、親御さんの多くが、「何のサポートをしたらいいのか?」と迷われることでしょう。
従来の受験戦略のように、「予備校に通わせて」「夜遅くまでの勉強をサポートして」というのは、総合型選抜と公募推薦ではあまり意味がないからです。
そこでここでは、総合型選抜や公募推薦に必要な「探究活動」について、親御さんにできる支援を紹介します。
総合型選抜や公募推薦で大学に入るためには、その大学が求める学生像に近づくことが不可欠です。そして、その子が「求める学生像」に近いかどうかは、「探究活動」によって測られます。
総合型選抜や公募推薦で求められる提出書類や面接で尋ねられるそれぞれの「探究活動」が、その大学や学部とマッチしているかどうか、主体的に学ぶ意欲のある学生かどうかが、そこでは測られているのです。
多くの高校生には、「研究したいことはない」
総合型選抜や公募推薦で上位大学に入学するためには、探究活動は不可欠です。ただ、そうはいってもたいていの高校生は、学問や研究に興味がありません。
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