大学入試改革…「書く力」がない子は合格できない?
大学入試改革によって、試験内容が様変わりしていることは、これまで何度もお伝えしてきました。そうした大きな変化を受けて、「総合型選抜」や「公募推薦」に挑戦しよう、という高校生も多いのではないでしょうか。
「総合型選抜」や「公募推薦」の試験内容は、大学や学部により差がありますが、多くの大学では、「書類提出(自己推薦書・志望理由書・入学後の学習計画書・活動報告書・調査書・推薦書・課題レポートなど)→小論文→面接・口頭試問」という流れが一般的です。本記事では、その最初のステップ「書類提出」と第2のステップ「小論文」で不可欠な「高校生の文章力」に焦点を当て、高校生がしてしまいがちな2つの問題点について解説していきます。
まず「文章の正しさ」について。国語が得意で文章を書き慣れている子はまだしも、そうでない高校生が文章を書くと、たいていは日本語としてどこかおかしいものを書いてきます。具体的に高校生に多く見られるのは、次の一覧のような間違いです。


















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