子が進路に迷ったら親に絶対してほしい2つの行動 親には相談しにくいと子どもが思う納得の理由

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『ドラゴン桜2』のワンシーン
進路に迷う子どもへの親の接し方について解説します(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。
第55回は進路に迷う子どもへの親の接し方について、西岡氏が解説します。
この連載のほかの記事はこちらからご覧ください。

「進路」で生じる親子のギャップ

親御さんから、こういうご相談をよくいただきます。

「子どもがどういう道に進みたいのかわからず、相談に乗れない」

「本人が真剣に考えていないように見えて、つい口出しをしてしまう」

「親としてはこっちがいいんじゃないか、と思う方向もあるが、どこまで口出ししていいかわからない」

そんなお悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。確かにこれは難しい問題ですよね。

その一方で、逆に子どもからはこんな意見を聞きます。

「親に進路のことを相談しにくい」

「行きたい大学の話をしたら、否定されそうで怖い」

なぜこんなギャップが生じてしまうのでしょうか。そして、東大生の親御さんは、進路についてどんなふうに子どもと話をしていたのでしょうか。今日はそれについてみなさんにご共有させていただきます。

まずは『ドラゴン桜2』の漫画で、桜木先生が「あなたのお子さんは東大を志望しています」と言ったシーンをご覧ください。

「ドラゴン桜2」の一場面
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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