大学合格「小倉優子」411日支えた東大生が語る勝因 3児を育てながら受験勉強に打ち込めた理由

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カルペ・ディエムのメンバーを中心に小倉優子さんの受験勉強をサポート(画像提供:MBS/TBS系「月曜の蛙、大海を知る。」)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。
第53回は、シングルマザーとして3人の子育てをしながら第一志望の早稲田大学受験に挑んだ小倉優子さんが、受験までの411日間、勉強のモチベーションを維持できた理由について、実際に小倉さんに勉強を教えた現役東大生の布施川天馬さんが解説します。
この連載のほかの記事はこちらからご覧ください。

多くの人に応援されたから頑張れた

われわれカルペ・ディエムはこの1年、大きなプロジェクトに取り組んできました。それは、タレントである小倉優子さんの大学受験の応援プログラムです。MBS/TBS系「月曜の蛙、大海を知る。」で放送される「シングルマザーで子どもを3人育てながらタレント活動をする小倉優子さんが、大学合格を目指す」という企画に加わっていたのです。

われわれ“逆転合格”東大生たちが総出で手伝い、僕も国語の指導をさせていただきました。

最初は中学レベルの問題も解くことができなかった小倉さんですが、411日間の努力の結果、第一志望だった早稲田大学には合格できなかったものの、学習院女子大学に補欠合格、白百合女子大学に合格できました。

本プロジェクトでは、われわれ自身が学ぶことも多く、指導していて本当によかったと思います。さて、そんな中で多くの人は、こんな疑問を持ったと思います。

「なぜ、小倉さんは、1年以上も、タレント業と子育てをしながら、努力を続けられたのだろうか?」

と。その答えは「多くの人に応援される受験だったから」ではないかと僕は思うのです。『ドラゴン桜2』に登場する生徒の天野くんは、YouTubeで自分の東大受験を配信し続けていました。そして受験の前日の夜には、こんなシーンがあります。

『ドラゴン桜2』のワンシーン
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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