この「甘酢」で作った酢飯を食べると、もう「合わせ酢」には戻れません。その力はご飯に混ぜたときにわかります。多くの合わせ酢は混ぜたときに鼻にツンと来るけど、「甘酢」を使ったすし酢は全然ツンときません。
うちの3歳の孫もこの「甘酢」で作った酢飯を食べさせたら、もうこれしか食べません。3歳の子どもにもお酢の違いがわかるのです。
この「甘酢」は作り置きしておけば、いろんな料理に使えてとても便利。南蛮漬けやサラダのドレッシングなど万能に使えます。詳しい作り方はぜひ「安部ごはん」をご覧ください。
ちらし寿司は酢飯を作って、具材をたくさん準備しなければいけないから、少々面倒に思えるかもしれません。
でも、酢飯は「甘酢」があれば簡単に作れるし、具材だってそれほど時間のかかるものではありません。
「安部家のちらし寿司」具材を超簡単に作るコツ
ちなみに「安部家のちらし寿司」は椎茸、まいたけ、こんにゃく、油揚げなど、その時々で10種類ぐらいの具材を使います。
これらを小さく切って「安部ごはん」の魔法の調味料「かえし」「みりん酒」とだしで煮るだけ。薄味で甘めに仕上げます。
素材によっては火の通りが違うから、できるだけ小さく切るのがコツです。すると、もう3分ぐらいで煮あがります。
これならたいした手間ではなく、本当に手軽にちらし寿司が作れます。面倒な人はごぼう、れんこん、たけのこは水煮を使ってもいいでしょう。
『食品の裏側』でも力説したことではありますが、
年に一度の桃の節句です。少しだけ手をかけて、「ご馳走ちらし寿司」を作ってみてはいかがでしょうか。きっと家族も笑顔になるはずです。
*本記事の前編:平気で「ちらし寿司の素」買う人の盲点【ご飯編】
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