高カカオチョコレートには「落とし穴」も存在する
近年、高級チョコレートが人気を集めています。有名店・専門店のトリュフなどもあるのですが、今回はスーパーでも買えて、ちょっと値段の高い「高カカオ(ハイカカオ)チョコレート」について考えてみたいと思います。
というのも、昨今、「高カカオ(ハイカカオ)チョコレートが健康にいい」として大きな注目を集めているからです。
健康にいいとされる根拠はチョコレートの成分・カカオに含まれる「カカオポリフェノール」。
高血圧や動脈硬化を予防して「心臓病のリスク」を下げる、「腸内環境を整える」などの健康増進効果があるとされているのです。
また糖質の吸収を抑える作用、中性脂肪を抑える作用もあるとされ、ダイエット効果も期待できるともいわれているそうです。
こうした高カカオのメリットを裏付ける研究や論文も世界中でたくさん出されています。
この「カカオポリフェノール」を含むカカオが高配合されているのが「高カカオ(ハイカカオ)チョコレート」です。
カカオ配合の規定はありませんが、一般的なチョコレートが20~30%程度なのに対し、60~70%以上含まれるものが「高カカオチョコレート」と呼ばれているようです。
しかしこの高カカオチョコレート、本当に体にいいのでしょうか? そこにはメリットばかりではなく「落とし穴」も存在すると私は考えています。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら