平気で「チョコ」を買う人が知らない超残念な真実 そんな「裏側」があったとは…驚きの実態

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どうしたらおいしくて安全性の高いチョコレートを選ぶことができるのでしょうか? 意外に知られていない「チョコの4分類」も詳しく解説します(写真:マハロ/PIXTA)
70万部の大ベストセラー『食品の裏側』の著者、安部司氏が開発したレシピ集『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』が9刷7万部を突破し、話題を呼んでいる。
『食品の裏側』発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、安部氏が自ら15年かけて開発した膨大なレシピノートの中から、「簡単に時短に作れるレシピ」を厳選した1冊だ。
いまなお食品添加物の現状や食生活の危機をメディア等で訴え続けている安部氏が「平気で『チョコ』を買う人が知らない超残念な真実」について語る。

*この記事の続編:平気で「高級チョコ」買う人が知らない残念な真実
*3回目の記事:平気で「安いチョコ」買う人が知らない残念な真実

今こそ考えたい「チョコレートの安全性」問題

バレンタインの時期にはみなさん、チョコレートを食べる機会が増えると思います。チョコレートは多くの人に愛されている「お菓子の絶対的存在」です。

『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

しかし、日常的に口にするこのお菓子の「安全性」はどうなのか、ここで一度考えてみませんか?

まずチョコレートの製造方法をざっくり説明しましょう。

チョコレートの原料となるのは「カカオ豆」です。このカカオ豆をローストしてすりつぶしてできた「カカオマス」に、「砂糖」「ココアバター」「練乳」などをまぜて滑らかに仕上げたものがチョコレートとなります。

「ココアバター」とは、「カカオマス」からしぼった油脂分のこと。残りは「ココアパウダー」となります。

そして、「カカオ分」とは、これら「カカオマス」「ココアバター」「ココアパウダー」の3つのことをいいます

そして、チョコレートはこの「カカオ分」によって、「4つのタイプ」に分けられるのです(全国チョコレート業公正取引協議会の定める規格による)。

チョコレートは「カカオ分」の割合などによって「4つのタイプ」に分類される。
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