「させていただく」連発、あるあるNGメール表現3選 「ご確認お願いいたします。以上。」はなぜダメ?

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上司へメールを送る際、こんなNG表現を使ってしまっていませんか?(写真:Ran&Ran/PIXTA)
「○○課長、今日のセミナーご苦労様でした。とても参考になりました」――。
このメールを上司に送るのはNGです。なぜダメなのでしょうか。現役ビジネスパーソン223名(20~60代)へのアンケートで聞いた、「新入社員(または若手社員)から受け取った際に、『思わず注意したくなった』『日本語としてどうなの?』と思ったメール」への回答をもとに、若手社員がやりがちなNG表現を3つご紹介します。
本稿は『社会人になったらすぐに読む文章術の本』より一部抜粋し再構成のうえお届けします。

目上の人に「参考になりました」はNG

何がダメなの?メール①:「目上の人」には不適切

×「NGメール」
○○課長、今日のセミナーご苦労様でした。とても参考になりました
〇「OKメール」

○○課長、本日はおつかれさまでした。セミナー受講の機会をいただき、ありがとうございます。貴重なお話をうかがうことができ、大変勉強になりました。さっそく取り入れたいと思います

―ダメな理由

●「ご苦労様」は、目上の人から目下の人にかける言葉です。目下の人が(社内にいる)目上の人を労うときは、「おつかれさま」に置き換えます。

●「参考になりました」は、「自分の考えの足しにする」「その意見を取り入れるかどうかは、自分で判断する(受け入れるかわからない)」というニュアンスを含んでいるため、上から目線の印象を与えかねません。

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