バフェットが株式投資するうえで絶対外さない事 1969~1999年、駆け上がる時に語っていた生声

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<1991〜1999年 《慧眼》
2000年「20世紀最高の投資家」へ選出されるまでの黄金期>

私の考えでは、株を買ってよいのは、その企業のあらゆる要素を考慮した時に、その株が本来の価値よりも低い価格で売られていると思った時だけです。
――ノートルダム大学での講演 1991年春

 

私は毎年、何百もの年次報告書を読みます。ブローカーとはまったく話をしません――彼らとは話したくないのです。人はいいアイデアを教えてくれたりしませんから。
――ノートルダム大学での講演 1991年春

 

ドラッグストアに入って、「ハーシーの板チョコをください」と言った時、店員から「うちはハーシーの板チョコは置いていません。でもこのノーブランドのチョコレートはあります。これならハーシーの板チョコより5セント安いですよ」と言われたら、向かいの店に行って、ハーシーの板チョコを買いますよね。それがよいビジネスです。
――ノートルダム大学での講演 1991年春

ちまちまとやる理由はあまり自信がないから

最も大切なのは、IQがどれだけあるかではありません。IQの高さは得難い要素ではないのです。ある程度の知性は必要ですが、成功するかどうかの90パーセントは性格で決まります。
――ノートルダム大学での講演 1991年春

 

ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実
『ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』(文響社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

自分が本当によく理解しているものに対して、ちょこっとしか手を出さないなんて、いいとは思いません。私は何であれ、ちまちまとやりたくない。なぜなら、ちまちまとやる理由はあまり自信がないからですよね。だったら、そんな考えはすっぱりと忘れて、自信を持ってやれることをやります。
――ネブラスカ大学リンカーン校でのセミナー 1994年10月10日

 

我々はあらかじめ売却の目安となる価格を念頭に置いて何かを買うことはありません、つまり、ある株を30ドルで買う時に、それが40ドルになったら売ろうとか、50ドルか60ドルか100ドルになったら売ろうとか考えることはないのです。企業を見る時に問題にするのは、それが長期的に利益を上げ続けるかどうかです。その答えがイエスなら、ほかには何も問題はありません。
――フロリダ大学での講演 1998年10月15日

 

オマハにピート・キーウィットという経営者がいて、
彼はつねづね、人を雇うときは3つの資質に注目すると言っていました。
3つの資質とは、誠実さ、知性、エネルギーです。
しかし、もし誠実さがなければ……
知性やエネルギーがあっても意味がないとも言っていました。
なぜなら、誠実でない人物には愚かで怠け者であってほしいからです。
誠実でない人間が、頭が切れてエネルギッシュだったら危険です。
――フロリダ大学での講演 1998年10月15日

デイヴィッド・アンドリューズ 書籍編集者

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David Andrews

アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ郊外に在住する書籍編集者。

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