ショパンコンクール優勝者が語る演奏の本質 ブルース・リウ氏「ショパンは無限の可能性」

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ショパンコンクールに出場した日本のピアニストの多様性に注目したという(撮影:梅谷秀司)

——日本では、ショパンコンクールに非常に注目が集まります。2021年のコンクールにおける日本人出場者の印象は?

演奏を聴いたのはコンクール後ですが、全体的に見て、すごく革新的だったのではないかと思います。これまでも日本人のピアニストが大勢参加していましたが、とくに今回はみんながそれぞれすごく強い個性の持ち主だったように思っています。

参加者の中に、音楽に取り組んだのがそう早くはなかった医大生やYouTuberといった面白い人たちが出てきていたりもする。その多様性は、クラシック音楽を進化させ続けるためにとてもいいことだと思います。

ショパンひとつとっても無限の可能性がある。もちろん、史実を勉強し、ショパンの人となりについて知識を蓄え技術を高めるのは有用なことなのですが、絶対に固定観念があってはいけないと思っています。

ブルース・リウ氏のインタビュー後編に続く

山本 舞衣 『週刊東洋経済』編集者

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やまもと まい / Mai Yamamoto

2008年早稲田大学商学部卒業、東洋経済新報社入社。データ編集、書籍編集、書店営業・プロモーション、育休を経て、2020年4月『週刊東洋経済』編集部に。「経済学者が読み解く現代社会のリアル」や書評の編集などを担当。

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